(偽)ESP32の開発環境をVSCodeで作る
この記事はダメです。
VSCodeでESP32の開発環境を作るなら以下を参照してください。
(真)ESP32の開発環境をVSCodeで作る
以下はESP-IDFのサイト通りだと思うのですが、こんなことやるやる必要ない的な手間が多く使い方にも勘違いが多分にあるので信用しないで下さい。
ESP32の開発環境をVSCodeで作る

一応ビルトしてESP32に書き込むことはできました。動作にも問題ないようです。
でも今一VSCodeの恩恵がない、今のところテキストエディタ以上のものになってません。色々見落としてるんだろうなぁ。
VSCode用の拡張機能でESP-IDFの開発環境をインストールします。
環境はWindows11上で行ってます。
事前準備
Pythonのインストール
Microsoft Storeからインストールできます。
windows-cursesのインストール
PowerShellから以下のコマンドを実行してください。
> pip install windows-curses
VSCode拡張機能
VSCodeを起動して拡張機能で “Espressif IDF” をインストールします。
インストール後に初期セットアップを行います。
F1 (またはCtrl+Shift+P) でコマンドパレットを開きます。
"ESP-IDF:"を入力して一覧から以下を選択します。
ESP-IDF: Select where to save configuration settings
構成設定の保存場所の設定です。以下の3つから選択します。
- Global
- Workspace
- Workspace Folder
ここではGlobalを選択しておきます。
次に、また F1 でコマンドパレットを開いて以下を選択します。
ESP-IDF: Configure ESP-IDF extention
以下の画面が表示されます。
EXPRESS を選択します。
以下の設定画面で “Select ESP-IDF version:” だけ v5.1.1 に変更します。
Install を実行します。
以下の画面が出たらウインドウを閉じてOKです。
環境変数の設定
コントロールパネルで以下の環境変数を手動で設定します。
キー | 値 |
---|---|
IDF_PATH | C:\Users[ユーザー]\esp\esp-idf |
IDF_TOOLS_PATH | C:\Users[ユーザー].espressif |
※格納場所を変更している場合はそれに合わせてパスを変更してください。
ここで一度VSCodeを再起動します。
サンプルプロジェクトhello_worldを読み込み
F1 (またはCtrl+Shift+P) でコマンドパレットを開きます。
以下を選択します。
ESP-IDF: Show Examples Projects
以下の画面が表示されます。左のリストから get-started/hello_world 選択して、右に表示された Create project using example hello_world をクリックします。
保存先のフォルダを聞かれるので c:\User[ユーザー]\esp を選択します。
※保存先は任意です。
デバイスのCOMポート確認
ESP32-DevKitCをUSBに接続します。
赤LEDが点灯していることを確認してください。
コントロールパネルのデバイスマネージャーを開いて、ポートを確認します。
COM4 がESP32のポートになります。番号はPCによります。
プロジェクトの初期化
コマンドプロンプト (PowerShellじゃありません) を開いて以下を実行。
> cd c:\User\[ユーザー]\esp\hello_world
> %IDF_PATH%\export.bat
> idf.py set-target esp32
> idf.py menuconfig
画面が以下のようになります。
“Serial flasher config” を選択、“Flash size” を 4MB に変更します。
後は「Q」を押してSave configuration? で「Y」で終了します。
プロジェクトのビルドと書き込み
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
> idf.py build
> idf.py -p COM4 flash
これでESP32への書き込みまで完了です。
ターミナルで確認
書き込み後ESP32は既に実行されてます。
ESP32からはシリアルポート経由でPCに文字列が送られてきています。
これを確認するためのアプリケーションが必要です。
自分はTera Termを使ってるいるのでそれで確認します。
シリアルポートの設定は以下。
これで新しい接続でシリアルを選択して実行。
うまく接続できたらESP32が以下のような出力を行っているので確認できます。
以上です。結構苦労してます。かなりジタバタしてます。
多分ビルドとか書き込みとか一々コマンドプロンプト使わなくてもいいやり方があるんだと思ってますがどうなんだろ。VSCode側の拡張機能ほとんど使ってないですしね。
一応ESP32にプログラムを書き込めましたけど、もう少しVSCode拡張機能でシームレスに開発できる手順を調べてみます。
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